体を動かすのが好きな丸さんは、仕事でも体を動かせる消防士になろうと決意し、見事試験に合格。消防署に勤めて12年目を迎える。事故現場や救助活動、火事の現場など一般の方々が入れない場所で仕事をするのは、誰にでもできる仕事ではないので、やりがいがあり醍醐味を感じる瞬間でもある。そう教えてくれた丸さんは、消防車も救急車もどちらも対応する日々を送っている。今は予防係なので法律や、建築基準法も勉強していきたいという。その勉強を極める事で建物のこんな場所が危ないなと図面を見て確認し予知できるようにもなってきたそう。また、幼稚園や保育園などに足を運び子ども達に火事についての講和をする日は消防士先生の役目を担う。子ども目線で分かりやすく、短く、想像できるように工夫を凝らす。そんな姿を子ども達はキラキラした眼差しで丸さんに釘付けの光景が想像できる。また、要請があれば福祉施設や飲食店にも出向いて消火器の使い方などをレクチャーする日もある。一言で消防士と言っても、体を動かす救助や訓練から、火災予防に関する講和まで幅広い業務をこなす。平穏な日常のためにやることはたくさんあって、黙々とこなす姿は“かっこいい”という言葉がピッタリな仕事だ。
「この仕事をしていて良かったなと思う瞬間は?」という質問に「救急隊で出動して搬送された方が後々元気な姿で消防署に会いに来てくれた姿を見る事が出来たとき」と丸さん。お礼に来られた笑顔を見たら「良かった~!」と心がホッとする瞬間が丸さんの疲れを吹き飛ばす。当直のときは訓練で体を動かし、1時間の休憩時間でもランニングで体を動かしリフレッシュ。1時間で13キロ程走るが、そのくらいの距離じゃ体がヘトヘトになるという事はないという驚きの体力。最近では20キロ走ってもまだまだいけそうという感覚があるのでフルマラソンにも挑戦したいと走ることが本当に好きな丸さん。走っている間はフォームのことばかり考えながら時間は過ぎるそうで、唐津の町をぐるりと探索するコースを休みの日には楽しんでいる。「毎年1月末に行われている東西松浦駅伝に唐津消防本部で出場するため、日頃のランニングはそのためにやっているようなもんです」と目標に向かってやり続けるという熱心さは純粋ささえ感じる。個人的にロードレースにも出場したり、仲間に走ろうと誘われエントリーしたり、休みの日にはランニングに一番時間をかけているひたむきさは丸さんらしい過ごし方の1つ。
走ることとカロリーはセットだというストイックな一面も垣間見る。そんな丸さんは「走るから思いきり食べられる」と好きなことをかけ合せて、過酷に見えるランニングやカロリー制限も楽しみながらやっている姿がそこにはあった。「だから思い切り走った後は4000キロカロリー食べ歩きなんかもやったことがある」と終始笑顔が絶えない話題でもあった。カロリーを気にしている一方、甘いもの好きな丸さん。甘党な女性はスイーツが苦手な男性にデザート一緒に食べに行こうと誘うのは気が引ける思いもするが丸さんは心配無用。ぜんぜん付き合いますと気軽な口調に、「逆にハマるかもしれませんね」とはにかんでいた。
旅行のときはカロリーの事も気にせず楽しむのは鉄則で、朝から乾杯して楽しんでいたこともありましたと笑いながら教えてくれた。お酒は好きで色んな種類も飲めるらしく、いつも顔色が変わらないお酒の強い丸さん。料理も好きで、「部署に配属されている時は唐揚げとチキン南蛮なんかよく作っていました」と手際の良さは折り紙付きだ。また、唐津のいいところは魚が美味しい!とイチオシなのも納得。丸さんは魚がさばけるらしく、海の近くで育ってない私は魚を触るのが苦手なため、より魅力的に思えた。家で魚をさばいてくれるなんて夕飯の一品に刺身が完成。そんな風に料理を手助けしてくれるパートナーは本当にありがたい。晩酌が一緒にできる女性もいいですねと女性に食を合わせてくれる気遣い上手な丸さん。スイーツにお酒に料理、この記事を読んでいるあなたはどれがお好きですか。
休みの日には海外版アニメを見ていると英語に興味が出てきて、訳しながら見るのも楽しみの1つ。また、一躍ブームを巻き起こしたゾンビランドは、唐津の町並みも出てくるので知っている風景が出てくるのは楽しみ方も格別だったそう。最近は読書にハマっていて、NHKの十二国記の小説シリーズに夢中になり読んでいるうちに1日終わってしまうなんてことも。高校生の時に読んでいた本の続編だからこそ一気に読んでしまう丸さんは童心に返れる少年の様な一面が顔を出す。
「人見知りはする性格なのでおとなしい人がいいのかな」とおっしゃっていたけれど、好きな話や共通の話題があれば面白おかしくお喋りになれる丸さん。緊張するから少人数を好み、趣味が合う女性だと自然な自分で接することができるので、自然体でいれる関係を大切にしたい様子が伝わった。
未来の生活においては“同居しない派”で、それは両親も同じ意見との事。平和主義の優しい性格で、もし親と何かあったとしても奥さんを守り抜いてくれる意志は女性にとって心強い。お互いの仕事の話や、生活における分担など、私生活は相手に合わせるとおっしゃったのは、男3人兄弟の末っ子の優しさが滲み出る。「兄ちゃんの子どもが来たときは兄ちゃんに休息を与えるって感じで1時間程子守りを引き受けて。子どもに合わせてやりたいことを『分かった、分かった』と受け入れ疲れ果てる事もあります」と慣れない子どもとのコミュニケーションも、黙々とやってのける。子どもの話をしながらニコッと微笑んだ顔が優しいお父さんのようだった。
ランニング、料理、スイーツ、アニメ、読書、洋画鑑賞、趣味も多く多才。
自分のハマっていることを詳しく教えてくれる。知らない世界を教えてくれる。
目の前のことは黙々と。ひたむきさが似合う唐津男子丸さんの未来が楽しみだ。
取材:コラムニスト 山口さやか
出身地は福岡県八女市。福岡県で22年間過ごし、2008年10月に唐津に移住。会社員、営業マン、個人事業、接客業など仕事を通して人との出会いが自分に成長をもたらすことを体感する。そんな環境のなか経済学や帝王学にふれ、大人になって勉強するって楽しい!と自分の心と向き合い始める。その経験を子育てに役立てたいと、現在は“何でもやってみよう!”と成長を見守る毎日。苦手だった読書が今や趣味となり、親子で図書館へ行く日も多い。住居は山の中。3児の母であり、自由な女性でありたい。
丸さんのパートナーを募集中!
唐津の将来を考える「唐津LIFE DESIGNミッション」では、唐津市の魅力とそこで暮らす魅力的な唐津男性を紹介し、将来のパートナー候補との出会い・交流をサポートしています。プロジェクトメンバーの丸さんは、すでに将来の自分の人生を見据え、限定サイトにおいて、現在と未来のプロフィールを公開しています。ここでは、未来プロフィールの一部をご紹介いたします。
(未来プロフから)
3年後の「まる」です。よろしくお願いします。
(3年後も)仕事は内容的にはあまり大きな変化はないのですが、チームをまとめる立場であったり、係りの仕事でやるべき事が増えてきて、数年経ちますが、まだまだ自分の至らなさを痛感する毎日です。幸運にも優秀なメンバーに恵まれ、やりがいを感じながら日々取り組んでいます。仕事を通して自分自身の成長を感じながら充実した毎日を送っています。
今までは独学で英語を勉強してきたので、TOEICを受験して、自分の英会話力をさらに勉強しようと思いながら、映画鑑賞は相変わらず、洋画を字幕で観てます。映画館では雰囲気や音響が違うので、迫力を味わえます。最新の映画も見ますが、見逃した映画のDVDを借りて自宅でまったり見るのも好きです。
(3年後までには)プライベートでは素敵なご縁があり、今までは休みを持て余してやりたい事だけをする!と言った感じでしたが、パートナーと一緒に出かける機会が増え、趣味の幅も広がってきています。走る事だけは自分のペースがあるので、一緒に走れないのですが、美味しいものを食べたり、新しいお店を開拓したり、一緒に旅行に行き、夢の国のディズニーランドも体験する事が出来て、毎日が充実しています。
・・・いかがですか? 丸さんの3年後、一緒に過ごしているのはあなたかもしれません! ぜひあなたもプロジェクトに参加して、ヒロさんと一緒に豊かな唐津ライフをイメージしてみませんか? 将来の人生に対する人生観や価値観をすり合わせる新しいスタイルの出会いが待っています。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
担当アドバイザーからのひとこと
まるさんは堅実な方で、お話を聞いていても、楽しく色々と話してくださいます。知らない事、興味を持つとすぐに調べる等、真面目で努力家な面があり、走る事に関しては独自で頑張られるほどの方です。(ライフデザイン・アドバイザー成村由加)